Artist & Craftsman

このプロジェクトに参加していただいた
素晴らしいアーティストをご紹介いたします。

  • 鈴木尚和

  • SOU

  • TOYO

  • MAKO

  • クラフトマン

  • 三重額縁

  • 光映工芸

  • 谷口

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SOU 

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心に響く色彩と奥行きで
世界を魅了
今 注目を集めるSOUの世界

アートエキスポニューヨーク2025 にて、ひときわ注目を集めた一枚の作品。それは、SOUさんの描いた絵画でした。今まで目にしたことのないような、鮮やかで奥行きのあ る色彩が観る者の心を惹きつけ、まるでその世界に導かれるような感動を呼び起こしま した。SOUさんの作品は、ただ美しいだけでなく、そこに込められたメッセージが深く共鳴し、多くの人々に癒しと気づきをもたらします。現在、世界中のキュレーターから熱いオファーが殺到しており、その存在は国際的にも高く評価されています。ファッション誌「VOGUE NY」にも取り上げられるなど、アートとカルチャーの最前線でも注目を集めています。

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interview

Q1. 作家としての背景と出発点を教えて下さい。

私の表現の出発点は、音楽でした。20代の頃、作詞や作曲を通じて、自分の内にあ る感情や見えない景色を、音と言葉に託して人に届けていました。伝えたいことがあってもそれが言葉にならない──そんなもどかしさが、創作の原点でした。その後、表現のフィールドは“空間” へと広がります。

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20 年以上、空間デザインの会社を経営し、宿泊施設や商業施設、住宅など、場所に物語を宿すような仕事を続けてきました。素材・光・温度・空気感──目に見えないものをかたちにする感覚は、まさに「空間での詩作」でした。そして4 年ほど前、私の中の“もっと純粋な祈り” のような想いが、絵というかたちで溢れ始めました。アートは、音楽や言葉、空間といったすべての表現を溶かし込んで、もっと深い場所にある“本当の気持ち” を静かに映し出す鏡のようなものです。

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Q2. 最初に祈りアートプロジェクトの話を聞いた時はどのように思いましたか?その後、心境の変化はありましたか?

「祈りアートプロジェクト」という言葉を初めて聞いたとき、心が静かに震えたのを覚え ています。それは、とても深く、個人的なものであると同時に、誰しもがどこかで持っている“人の根っこ” に触れるような感覚でした。最初は「祈り」というテーマが、宗教的に限定されてしまわないかという迷いもありました。けれど、制作を進める中で気づいたのです──祈りとは、何かを願う心、誰かを想う時間、言葉にできない想いをそっと手渡すような行為そのものである、と。私にとって、このプロジェクトは、作品を通して“誰かの見えない痛みや願いに触れる”試みであり、同時に“自分自身の内側に耳をすます” 体験にもなっています。

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祈りとアートの関係についてお聞きします。
Q3.祈りとアートの共通点を感じることはありますか?

はい、深く感じています。どちらも“目に見えないもの” に向き合う営みです。誰かの心に触れたい、けれど言葉では伝えきれない──そんな想いを、形や色、光や余白に込めていく。それは祈りそのものであり、アートの本質だと思います。

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Q4. 作品づくりの中で、“祈り” のような瞬間はありますか?

あります。むしろ、ほとんどの作品が“祈るような気持ち” で生まれています。とくに樹脂を一層ずつ重ねていくとき、その中に誰かへの想いが封じ込められていくような感覚があります。そこには、静かで厳かな時間が流れていて、まるで“作品が私を通して祈っている” ような瞬間さえあります。

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Q5. アートと祈りは、言葉を超えた“何か”を伝える営みだと思いますが、ご自身の制作の中でそれを感じる瞬間はありますか?

まさに、そこにこそアートの力があると感じています。私の作品は多くを語らず、ただそこに“在る”ものです。でも、作品の前に立った人が、ふと涙を浮かべたり、何も言わずに深くうなずいてくれる時、私はいつも思います。「言葉を超えた何かが、確かに届いたのだ」と。 それは祈りの持つ力にも似ていて、“形のないものを受け取る” という、今の時代にこそ必要な感受性だと信じています。

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Q6. 作品に込めた“祈り” はどんなものでしたか?

誰かの痛みや孤独が、少しでも和らぎますように。誰にも言えなかった悲しみが、そっと抱きしめられますように。そして、見えないところで誰かを想う気持ちが、たしかに届きますように。 祈りとは、強い願いであると同時に、静かに手を差し伸べることだと思っています。 私の作品も、そんな“そっと差し出す手” のようであれたらと、心から願っています。

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最後に作品を選んでいただいた方へのメッセージをお願いします。

この度は、数ある中から私の作品を選んでくださり、本当にありがとうございます。この作品には、言葉にならない願いや想い、誰かを想う優しさを込めました。日々の暮らしの中で、ふと目をやったときに、心の奥に小さな光が灯るような──そんな存在であってくれたら、これほど嬉しいことはありません。あなたとこの作品との出会いが、ささやかな祈りのように、心の深い場所で寄り添い続けてくれますように。 SOU

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Artist SOU

1966年4⽉21⽇ 札幌生まれ
2022.6 イタリアミラノ・スペインカナリア諸島同時開催
2022.9 イタリアミラノ Nart work 『Unfolding stories』展に『Beyond the line』展⽰
2023.5 スペインバルセロナ ハブ・アートギャラリー 『⼈⼝⾃然』展
2023.6 ドバイ ドバイ展
2023.7 イタリアナポリ Nart work 『Shape of vision』展
2023.7 ジョージア国 テラヴィ歴史博物館 作品展⽰及び寄与
2023.9 イタリアローマ ヴェネンツォ・クロチェッティ美術館 作品『L‘homme dort doucement』展⽰
2023.11ベルギー ブリュッセル・アート・フェア
2024.1 スペインマドリッド ヴァン・ゴッホ・アートギャラリー現代美術展『INSIGHT』
2024.4 スペイン バルセロナ・アート・フェア
2024.5 スペインマドリッド MONAT GALLERY 『ABEILLE』展
2024.5 シンガポール The Fluxus House Art Gallery個展
2024.8 オーストラリアメルボルン アフォーダブル・アート・フェア
2024.8 東京六本⽊ 国立新美術館『日本―フランス 現代美術の世界展』
2025.1 東京MASTERWAL GINZA 製品家具と共に展示
2025.4アートエキスポ・ニューヨーク
2025.5 東京六本木 国立新美術館 現代美術家協会第81回『現展』入選2作品展示
2025.6-8 ニューヨーク アムステルダム・ホイットニー・ギャラリー『チェルシー・コレクターズ・チョイス』

国内外で活躍 一部抜粋

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作品紹介

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